チアダンス選手の股関節痛・膝痛の改善例

ダンサーの股関節の違和感・膝の痛み

【筋膜介入のケースレポート】

20代前半のチアダンスの選手
(大学院生)

1週間前に開脚ジャンプからの着地で、
右足首を軽く捻ったが、足首は腫れず

右膝の内側が腫れて、グランプリエからの立ち上がり時の違和感・痛みが出ていました。

また、数年以上続いている
左スプリット動作(右股関節伸展)制限は

いくらケアしても、どうストレッチしても
可動制限が取れずにパフォーマンス発揮に支障をきたしていました。

以前に、半年以上続いた

重い頭痛で悩んでいらっしゃったのですが、

2回の介入で、完全消失していました。

もしかして、再発かな…と思いましたが、

『頭痛は全く出ていません!夏場の合宿などで練習負荷が高まって、身体が一杯いっぱいのところで膝をやってしまいました…』とのこと。

評価から、内部機能障害の徴候はないため、

純粋な運動器の問題と仮説を立て、評価・触診を。

すると、
膝の炎症は特に認められず、

1週間でほぼ消失している様子

不安定性も全く認められないため、

「純粋な関節の問題じゃなさそうだな…」

ということで筋膜の評価を。

すると、
どうも深筋膜上には高密度化が見つからない…

何度やっても見つからない。。

深筋膜っていうよりも
くすぐったがるような仕草が多く

よくよく話を聞くと、身体の部分で

『くすぐったいところとそうでないところの差が激しいんです!』という訴え。

そこから、仮説を変更し、浅筋膜の関与を疑って、
問診し直すと、

・冷え症とまではいかないけれど、冬場は
寝るときに靴下が欠かせない

ことが判明。

昔から捻挫を繰り返している既往から、

これまでの運動器の既往により、

・少し前に生じた「頭痛」と

・冷え(特に右脚の浅筋膜の変性)の代償が広がり、

◉以前から起こっていた右股関節伸展制限と

◉今回のエピソードをきっかけに
硬くなっていた右膝内側付近の浅筋膜に負荷が
かかり、右膝内側の浅筋膜の炎症・痛みへ

つながったと考えられる

浅筋膜の触診をすると、やはり右脚の特定の部位の

浅筋膜上に左とは明らかに違う

硬い部位がみられたため、

・右下腿内側〜膝内側の脂肪層をリリースし

・右股関節前側と外側の脂肪層をリリースすると、

動画のとおりの結果。

右股関節伸展可動域制限が解除され、

これまで伸びたことのないようなところまで伸ばすことが可能になりました。

グランプリエは違和感・痛みが消失‼️

脂肪層をグリグリしただけで、治療は終了!

浅筋膜だけの介入でも、

ちゃんと問診と仮説検証をしっかりやれば
結果が出ることをあらためて感じました。

筋膜介入の可能性は無限大です…

その他の改善例

  1. ダンサーの股関節,膝痛の改善