治らない胃の重だるさ・胃が下がる感じが続く方へ

こんなことに悩んでいませんか?

ここ最近「食欲がわかない」、「なんだか胃が重い」、「内科で胃薬を出してもらっているけれどなかなか完治しない」と感じることはありませんか?

暴飲暴食をしていたらまだしも、規則正しい生活をしているのに、なんだか、「胃が重だるい…」と感じるのは自律神経の働きが低下している可能性があります。

一番重要な注意点!

もしまだ近くのクリニックや医療機関を受診していないようでしたら、まずは早めに受診された方が得策かと思います。

では、もう既に受診していて、「お薬も処方してもらっているのに、なかなかすっきりしない」、
「飲み忘れると症状がかなり強く出てしまう」、「服用期間も3ヶ月を超え今後の体調が心配…」
といった場合は、他に対策はないのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。医療期間での検査・治療と併行して行うことで改善効果を高める方法があるんです。

マスクをしたドクターが聴診器を当てるところ

 

胃の重だるさの正体

必ずご確認を!

非常に重要なことですので繰り返しになりますが、
胃腸あたりに重だるさや不快症状が1ヶ月以上続いていて、
まだ医師の診察を受けていない方は、まずは受診することが先決です。

なぜなら、胃の重だるさには、胃潰瘍や逆流性食道炎、最悪の場合、胃がんなどの病気によって生じることがあるからです。また胃腸以外にもすい臓や心臓・血管のトラブルによっても引き起こされるため、まずそのような病気が隠れていないか?医師の診察を受けることを強くオススメします。

 

お薬を飲んでいるのになかなか軽快しないのはなぜか?

一方、受診・検査をしたけれど、特に目立った異常が見当たらない場合は、胃腸の機能になんらかのトラブルが生じている可能性を考えて、医師の先生方はお薬の処方をします。
そして、不快症状の経過をみてしてその後の治療方針を判断していくことになります。

私が担当する多くのケースでは、ここまで既にご自分でアクションを起こされて、
それでもまだ、症状がなかなか軽快しないで困っている方のケースです。
この場合、どんな原因が考えられるのでしょうか?

私の立場から考えられるのは、次の4つが考えられます。
・お腹や胸、背中、腰、首周りの筋がカチコチになっていること
・手首・腕周り、足首やスネ周囲、ももの付け根、肩周りも同じように硬くなっていること
・運動や体操をする習慣がない、または少ない
・食事や生活習慣に問題が潜んでいる

 

まだまだ知られていない内臓不調に対する筋膜ケアの効果

胃の重だるさに対する「筋膜ケア」という新しい手段

胃に病気がない方で、胃の重だるさが長引く方に対して、日本ではお薬での治療が行われるのが一般的です。私も以前まで、胃の重だるさに対しては、医師や中医学(漢方)の先生や鍼灸師の先生だけが
医学的な根拠をもとに治療することはできないのだと考えていました。

しかし、現代医学は日々進歩していて、人体の組織についてもよくわかっていないことがたくさんあることを学びました。その1つに、筋膜に対する治療法の考え方があります。

 

日本ではあまり知られていないイタリアにある筋膜治療研究センターのコンセプトとは?

私は理学療法士として、イタリアにある筋膜治療研究センター(Fascial Manipulation® Institute)の最新のコンセプトを学びました。それは、手で腹部だけではなく、全身の筋膜の緊張をコントロールすることにより、胃腸の周りを支えている膜組織に働きかけ、胃腸の働きの不具合を改善する方法でした。

つまり、筋膜をケアすることで、胃の重だるさの症状を緩和することができるのです。

この方法はイタリアを始め、一部の海外では医師が診察で治療の一環として実施することがあり、
私にとってかなり衝撃的なものでした。

学んだことをクライアントさんに提供すればするほど、その効果を実感する機会が増え
今までの治療に対する考え方を「変えないといけない…」と決意させるほどでした。

しかし、まだまだ日本では知られておらず、胃の重だるさに悩む多くの方に知っていただき
この方法を治療の選択肢の1つとして、頭の片隅に入れていただきたいと考えています。

簡単にできるセルフ筋膜ケア

筋膜の機能は身体の環境で決まる

筋膜の硬さのバランスが胃の働き具合を左右することはわかっていただけましたでしょうか?
では、この筋膜の硬さや働き具合の良し悪しは何によって決まるのでしょうか?

それは、身体の内部の環境の良し悪しに左右されます。

呼吸状態や栄養によって細胞周辺の環境・水質が悪くなることも関係しています。

また、過去の病気や怪我により一定期間、身体の特定の部位を固定したり、使いすぎたりすることも筋膜へ負担をかけることになります。

一旦、筋膜に負担が加わりすぎると、その機能を戻すためには手や道具、生理食塩水による注射等により、物理的な刺激を適切に加える必要があります。それがないと、筋膜の働き具合は少しずつ異常をきたし、さまざまな箇所に負の連鎖が広がっていく可能性が指摘されています。

筋膜をケアすることは自律神経を整えること

では、自分で筋膜ケアをすることはできるのでしょうか?

それは日頃からよく言われている、「運動・栄養・休養」をバランスよく適度にかつ自分に合ったかたちで配慮することです。

毎日の食事や運動、生活習慣を適切にすることは身体に良い影響を与えます。毎日の生活リズムに関係するホルモン分泌や脳の働きはこのような規則正しい生活により支えられています。

また、このホルモンや神経の伝達に必要な物質は適切な栄養によってまかなわれています。そして、最終的に指令を筋まで伝える神経は筋膜のさやに包まれており、神経の働きを良くするためには、皮膚や筋膜、筋をある程度ストレッチのような刺激を加えることが重要です。

さらに、これら人体の筋膜組織を最終的に修復する最も効果的な方法として、睡眠による休養が重要ということがわかっています。

つまり、筋膜ケアは身体の状態を良好に保つために欠かせないもので、筋膜をケアすることは自律神経の働きを整えることにつながるということが言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

後半は少し難しい話になってしまいましたが、胃の重だるさの症状に対する要点としては以下の内容にまとめられます。

・自分では気づきにくい筋膜の硬さがあると、胃腸の不具合を起こしやすくなる
・なかなか症状が治まらない場合は、専門家によって行われる「筋膜ケア」を選択肢にいれるべき
・筋膜に良い規則正しい生活習慣・食事は筋膜のケアにつながり、症状を緩和することに役立つ

このすべての方法を自分一人で管理することは非常に難しいです。

ですので、このうちのまず1つから筋膜にとってよい生活を心がけることによって、

薬に頼らなくても症状をコントロールすることができる体を取り戻すことができるでしょう。

継続は力なりです!毎日少しずつ取り組んでいきましょう。

どうしても効果がなかなかでず、継続するのが難しくて「私はなんて怠け者なんだ…」と自分を責めてしまう状況でしたら、早めに筋膜ケアのスペシャリストにご相談ください。

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